回答識別子（Response Identifier）

回答識別子は、アンケート回答を誰が行ったかをレポート上で特定するための機能です。 通常、回答者は「Response ID（回答ID）」で識別されますが、QuestionProでは、この識別方法を別の項目に変更できます。 例として、メールアドレスや最大255個まで設定可能なカスタム変数を識別子として利用できます。

回答識別子を使用するメリット

• メールアドレスを識別子に設定すると、そのアドレスをクリックして該当回答の詳細をすぐ確認できます。
• メールアドレスや独自のIDを紐づけることで、似た内容の回答の区別が容易になります。
• 特に社内アンケートでは、個人情報と回答内容を関連付けることでコミュニケーションがスムーズになります。
• 「データ監査ツール」と組み合わせることで、収集データの品質向上にも役立ちます。
• 年齢・性別・部署など、カスタム変数を使った属性別分析にも利用できます。

ログイン » アンケート（対象のアンケートを選択） » 分析 に移動します。

ダッシュボード画面で「レポート設定」をクリックします。

続いて 設定から回答識別子を選択できます。

初期設定では「Response ID（回答ID）」が識別子として使用されています。

以下の項目を回答識別子として設定することができます：

• 回答ID：デフォルトの識別方法。設定した識別子が取得できない場合は自動的に回答IDが使用されます。
• なし：識別子を表示しない場合に選択します。
• Eメールアドレス：追跡リンクを利用したアンケート配信を行う場合はメールアドレスを識別子として設定できます。
• カスタム変数：設定済みのカスタム変数を識別子として利用することも可能です。

以下は、回答識別子としてメールアドレスを指定した例です。

この設定を行うと、各回答の横にメールアドレスが表示され、誰の回答かが直感的に把握しやすくなります。